2008年10月18日土曜日

ブレインストーミングに欠けている2つのポイント

ブレインストーミングは「否定の禁止」「粗野の歓迎」「便乗の歓迎」の三本柱が基本とされ、アイデアの質よりも量が重視される。

しかし日本の社会風土に於いては、もっと根本的にクリアして於くべき、築いて於くべき土台がある。
それが「敬語の禁止」である。
ハッキリ言って無理である。
日本の上下関係に厳しい社内やクライアント相手に、それを都合良く臨機応変に使い分けアイデア出しをしようと言うのは到底虫が好過ぎる話。
だから自分の様な無礼極まり無い人間が第三者的にも重宝されるわけだが、もう一つ付け加えるなら「相手の目を見ない」でブレストが出来る様になれば君も立派なブレインストーマだw

目を見て話さないというのは結構重要で、「目は口程に物を言う」と言うより人によっては心理的影響を受け過ぎて思考が停滞してしまう場合がある。
特に意思表示の強い人や逆に
相手の機嫌や顔色に左右され易い人が交じっている場合、目を見た側は暗示や催眠に掛かるのと同じ状態になるので相手の顔が完全に視界から外すぐらいの注意が必用。
古代中国大陸では危機管理上、「召し使いは主君の目を見て話してはいけない」という決まりがあったぐらいだ。
従って相手の言わんとする意思を汲むにしても、音声情報であれば電話やラジオに集中する感覚、視覚情報ではマインドマップといった単語のピックアップに集中する感覚で言語的解釈からする必用がある。

殊にブレストに於いては相手の嘘を見抜く能力は必用ではなくそういう意味でも人の顔を真っ直ぐ見て話す必用は無く、要は「相手が嘘を言おうが言うまいが知った事ではなくヒントになればいい」という捕らえ方なのだ。
だから自分の欠点としては相手の嘘に対し「アリなんじゃないか」と思ってしまうので、どうでもいい軽度の嘘や逆に突拍子も無い嘘には結構騙され易い。

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