2010年7月1日木曜日

案ずるより産むが易し…今起きている現実

最近起きている事はビジネスの異常な早さ。
とてもじゃないが大企業の多段化された権限の跨がる組織では対応出来ない。

前回、トップとしか仕事をしないと述べたが、然し偶に僅かな可能性に賭ける様に一種の戒めの儀式として10件に1度は普段と全く同じ接し方で意識的に大組織内部の人間へのコミットを試みている。
其の時の動揺たるや手に取る様に分かる。尤も逆にトップが下す様な速答で「私が上と掛け合って何とかします、遣りましょう!」なんてリアクションが来よう物なら精神性の向上は歓迎すれど自分のアイデンティティに対するアドバンテージが薄らぐ訳で更なる飛躍が求められる。

恐らく大手大企業もプライベートカンパニや中規模以下の日本の身の丈に合ったサイズとして収束して行くだろう。
大きく膨れ上がった企業も結局世界へ手足がバラバラに分散し、頭脳だけは売り飛ばさまいと日本に留まる今は権限だけがデカい図体の侭小間切れに残っている。

今後キーに成るのはそうしたB2Bし続けて来た下請け企業が世界へ向けて自社製品を打って出れるかで、クリエイティビティに重きを置くAppleに成るかプロダクティビティに重きを置く中台韓に甘んじるかの岐路に立たされている。

詰まる所、閃きを司る気付き『サティ』という悟性が重要だという事だが、彼のスティーブ・ジョブズも禅宗に傾倒した乙川弘文を師とする仏教徒で知られている。

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